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矯正歯科治療で患者様へお伝えしたいこと


~矯正歯科治療での注意事項~


~矯正歯科治療での注意事項~

いしやま歯科・矯正歯科では、患者様一人ひとりの健康と笑顔を第一に考え、丁寧で信頼できる矯正歯科治療を提供しています。矯正治療は見た目の改善だけでなく、口腔内全体の健康を保つために非常に重要です。治療に際しては、患者様に安心して治療を受けていただけるよう、治療のプロセスや注意点についてしっかりとご説明いたします。また、患者様の生活の質を向上させるために、最新の技術と知識を駆使して最適な治療計画を立ててまいります。 私たちのクリニックでは、定期的な受診や矯正治療による早期発見が、虫歯や歯周病などのリスクを最小限に抑えるために重要であると考えています。治療中も患者様の協力を得ながら、最良の結果を目指して取り組んでいます。治療に関する不安や疑問がある場合は、いつでもご相談ください。私たちは、患者様に寄り添いながら、安心して治療を進めていただけるよう全力でサポートいたします。


1. 矯正歯科治療は自費診療です

矯正歯科治療は公的健康保険の適用外となり、自費(自由診療)での対応となります。そのため、費用については事前に詳細をご確認いただき、治療計画と合わせてご相談ください。

2. 矯正治療期間と通院回数

一般的な矯正治療期間は2~3年間で、通院は24~36回程度が目安です。ただし、治療内容や個々の状況により変動することがあります。

3. 矯正治療のリスクと副作用

矯正治療に伴うリスクや副作用について、以下の点にご注意ください

1. 初期の違和感:
矯正装置を装着した直後は違和感や不快感、痛みが生じることがありますが、通常は数日から1~2週間で慣れてきます。

2. 治療期間の延長:
歯の動きには個人差があり、予想された治療期間が延長する可能性があります。

3. 患者様の協力:
矯正治療には、装置の適切な使用、顎間ゴムの装着、定期的な通院が必要です。これらが治療結果や期間に影響します。

4. 口腔衛生の重要性:
装置が付いている間は、食物が溜まりやすく、歯磨きが難しくなります。そのため、むし歯や歯周病のリスクが高まります。適切な歯磨きを行い、口腔内を清潔に保つことが重要です。定期的な受診により、装置によって歯が動いた箇所で新たに発見される虫歯の早期治療が可能となります。

5. 歯根吸収と歯肉退縮:
歯の動きによって歯根が吸収され短くなったり、歯肉が退縮することがあります。

6. 歯の癒着:
ごくまれに歯が骨と癒着して動かないことがあります。

7. 神経障害:
非常に稀ですが、歯を動かすことで神経が障害を受け、壊死することがあります。

8. アレルギー反応:
矯正装置による金属アレルギーなどのアレルギー反応が出ることがあります。

9. 顎関節症状:
治療中に顎関節の痛みや音が鳴る、口が開けにくいなどの症状が生じることがあります。

10. 治療計画の変更:
治療の経過により、当初予定していた治療計画を変更する場合があります。

11. 歯形の修正:
治療後、歯形の修正や咬み合わせの微調整が必要になることがあります。

12. 装置の誤飲:
矯正装置を誤って飲み込む可能性があります。

13. エナメル質の亀裂:
矯正装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入ることや、かぶせ物の一部が破損することがあります。

14. 後戻り:
動的治療終了後、保定装置を指示通り使用しないと歯並びや咬み合わせが元に戻る「後戻り」が生じる可能性があります。

15. 成長発育と変化:
あごの成長や発育により、咬み合わせや歯並びが変化することがあります。また、親知らずの影響や加齢、歯周病によっても変化が生じることがあります。

16. 補綴物や修復物の再治療:
矯正治療が終了した後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす必要が生じる可能性があります。

17. 元の状態に戻すことの難しさ:
矯正治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

4. マウスピース型矯正装置インビザラインについて


マウスピース型矯正装置(インビザライン)は透明なマウスピース型の矯正装置で、目立たず取り外しが可能です。
しかし、日本国内では医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)で定められた医療機器に該当しないため、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
一方、マウスピース型矯正装置(インビザライン)は海外では1998年に米国食品医薬品局(FDA)から医療機器として認証され、販売が認可されていて、重大な副作用の報告はありません。インビザラインは海外の工場で製造されており、国内の医療機器としては承認されていないため、注意が必要です。
マウスピース型矯正装置インビザラインについて

① 未承認医薬品等であること

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、日本の医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。

② 入手経路等

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、アメリカのアライン・テクノロジー(Align Technology, Inc.)によって製造されています。
この企業は1997年に設立され、1998年に米国食品医薬品局(FDA)よりインビザラインの医療機器としての認証を受けました。日本国内では、アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社がインビザラインの販売およびサポートを行っています。

③ 国内の承認医薬品等の有無

日本国内には、薬機法の承認を受けた他のマウスピース型矯正装置も複数存在します。当院では、長年の治療実績に基づき、マウスピース型矯正装置としてインビザラインをお勧めしています。

④ 諸外国における安全性等に係る情報

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は1998年に米国のFDA(米国食品医薬品局)から医療機器としての認証を受けており、諸外国においても広く使用されています。

⑤ 医薬品副作用被害救済制度の対象外であること

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は完成物として提供される医療機器であり、薬機法における承認医薬品ではないため、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。



いしやま歯科・矯正歯科からのメッセージ

矯正治療は見た目だけでなく、健康にも大きな影響を与える重要な治療です。治療に関する不安や疑問がある場合は、いつでもお気軽にご相談ください。私たちは、患者様一人ひとりに寄り添い、最適な治療を提供することをお約束します。定期検診と適切なケアで、健康な歯並びを維持しましょう。
いしやま歯科・矯正歯科からのメッセージ

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